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Monthly Archives: 2月 2014

皆さん、励ましのメール・電話ありがとうございました。

雪かき疲労とパニックな気持でしたが、負けずに乗り切ることができました。

2人+Buddy、やっと落ち着きました。

丈夫な私でも、腕の筋肉痛と腰と膝にダメージがきてます。

相方は、腰の曲がったおじいさん。

 

今日、近くの仕事仲間の家に行き、一緒に買い物をしてきました。9日ぶりの買い物。

もう、食料難から抜け出しました。

ご心配おかけしました。

 

 

今回、我が家に、最初に届け物をしてくれたのが、立川酸素さんでした。

 

 

立酸1 2014-02-19 11.08.18

 

 

 

 

 

 

 

 

前日の夜は、大月インター出口がまだ閉鎖、国道も通行止めだったので、「無理かな~」とあきらめていました。

当日の明け方、大月インターの出口が開通しました。

鉄を赤めたり、鉄板から文字を抜いたり溶断する際に使う酸素ボンベ。

普通なら、アトリエまでトラックでこれるのですが、この日は、県道から60キロ近いボンベを引いてあがってきてくれました。

感激でした。ありがとうございました。

 

立酸2 2014-02-19 11.21.12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の仕事場の入口は、雪の壁。人が一人なんとか通れる感じです。

45度だけ開く事が出来る扉から仕事の中に。

本当に本当にありがとうございました。

いつも無理言っている私で、今回も、本当に無理言いました。

「県道から家まではなんとかなりますので」 と嘘をいいました。

息きらしながら、何度も休憩しながら、急な坂道を上がってきてくれました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

雪かきはなんとか終わったのですが、まだまだ、仕事場や玄関に入る道はこんな感じなんです。

相方はまだ、雪で仕事場に入れないんですが。。。

 

ところで、

「非常食に3日分の食料を」といいますが、実際はそうはいきませんね。

誰も助けには来ません。7日目に、市役所から電話が入りました。

今回、孤立してから毎日雪かきという肉体労働。

「お米があるからなんとかなる」「カップヌードルがあれば」といいますが、へとへとになった体には、少々の肉や野菜で栄養をとらないと力はでないです。

ジャガイモ・タマネギ・ニンジンのストックの大切さを実感。くず野菜と思うようなキャベツの外側とか、長ネギの青い部分、食べ物の大切さを身をもって実感しました。

また、汗をかいた後には水分補給。浄水器と麦茶パックもあると大助かりです。

一口チョコをいつも買っているのですが、これも、いざとなったときあって良かったです。

結果的に、1週間、こもった生活をしていました。

 

電気・ガス・水道が使えたので、これくらいですんだ事に、感謝です。

3.11と違い、自然災害だけですんだ事にもです。

 

皆さん、本当にありがとうございました。

 

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2014-02-18 09.05.31

 

 

 

 

 

 

 

我が家から、下の部落につながる長い山林。

 

 

雪かき中

 

 

 

 

 

 

 

 

両サイドには、以前除雪した雪が、1メートルの壁となっています。

今回の雪をスコップですくい、投げ飛ばすのに、結構力がいるんです。

田舎暮らしには、体力勝負。

 

今日、4人で朝から雪かきをして、なんとか下の部落まで車の道ができました。

 

下の部落から県道までは1キロ弱。

下の方も朝からがんばっていたようで、昼過ぎにはなんと県道まで開通しました。

 

早速、お隣さんのが乗っている、軽の4WD車で滑りながらも、やっと県道まででて、「通行止め」のような看板を見つつも一番近いお店まで行けました。

モノはほとんどありませんでしたが、下まででれたことに、大きな大きな希望。

 

 

実は、下の部落では、昨夜、緊急の事態が起こり、救急車を呼んだそうです。

しかし、県道から人が通れる道はあったのですが、担架が通らない。道に残っている雪はこおり、滑る状態。

皆で担いでなんとか県道の救急車まで運んだそうです。

そんな事があったので、朝早くから担架が通れる道幅までがんばって除雪したそうです。

 

これが、もし、私の部落だったら。。。

命に関わっていたかもしれません。

 

 

100年に一度の、この災害。

大雪の次の日は、ものすごく絶望的で、市役所に電話をしたり、右往左往してました。

でもやっぱり、自分たちでなんとかしていかないといけないんですね。

田舎を選んで自ら住んでいるので、災害時には、自分たちでなんとかする覚悟が必要なんですね。

 

挨拶だけのお隣さんや、話したことのない方、いろんな方がいます。この100年に一度の災害のおかげで、色々と話しました。

少人数ですが、「力を合わせれば、できる」と言う、貴重な経験をしました。

「助け合い」ですね。

3.11の時とは違い、電気もガスも水もつながっているので、幸せ。

携帯もパソコンもつながり、たくさんの方から心配して頂き、励ましのメッセージをもらい元気になります。

ありがとうございます。

 

雪かきはあともう一息。

明後日の雪マークがなくなったので、

あと、2・3日乗り越えれば、国道の通行止めも解除され、食べ物もなんとか流通するかな。

 

 

 

 

 

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今日も朝から青空。

太陽の光が希望をくれます。

 

今朝は、腰に安全ベルトをして、屋根の雪かきをしました。

とりあえず、家が壊れる心配が無くなりました。

午前中に、上のおばあちゃん宅までの道が出来ました。

あ~、一安心。

私の住む部落9世帯の家がつながりました。

笑顔を見ると、がんばる力につながります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大雪から今日で3日目。

頼みの綱であった除雪機は、やはり壊れてしまいました。

 

が、

 

気持ちも落ち着き、

 

「とりあえず、雪かきしますか?」

と。

 

動ける人数は8人。

距離にして2キロ。

やるしかないですね。

 

と。

 

部落の中で、声かけあって、生きるためにチームワークが少しできあがってきました。

 

「明後日が雪の予報なので、明日なんとかがんばろう!」

と。

一人では心細く負けそうですが、助け合えると希望が持てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの相手をなかなか出来なくてごめんね。

 

 

 

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今回の雪は、山梨県、特に私が住む場所はも~ビックリ。

どうしていいかわかりません。

 

15日(土曜日)の朝。

窓をあけると、雪の壁。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関を開けると、また雪の壁。

家が雪につぶされていないことに、ちょっとホッとですが。

近所の家では、車のカーポートが雪の重みで崩壊してしまいました。

テレビをつけると、120年ぶりの大雪。

「100年に1度、起こるか起こらないか!」 と、よく耳にする災害を経験しました。

 

前日の、深夜、9時から12時まで、相方と除雪機を動かし雪かきをしたのですが、それでも、1メートル以上も積もっていました。

夜中に、初めて野ウサギと出会いました。応援しに来てくれたみたいで、疲れが、喜びに変わりました。

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから、坂になっているのですが、私の胸ほどの雪で、この除雪機でもギブアップ。

雪の中で、スッリップして動けなくなってしまった、100キロ近い除雪機の救出作業になってしまいました。

 

 

途方に暮れながら、今朝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左手には、愛車のハイエースが雪の中。

昨日、がんばって作った道。

こんな酷い雪はないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青空に、雪化粧の山は綺麗。

でも、あ~、この道。

除雪機が動かなくなったので、ここからどうしたらいいのか。。。

県道までは、2キロ近く。

人力ではもう無理~。と泣き言いったり。。。

 

 

部落の方の安否と道の確保が今は一番。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が家から、100メートルほど上に住むおばあちゃんの家までの避難道を作っています。

手前の家の屋根の雪が、今にも落ちそうなので、今日は、途中までになりました。

携帯がつながるので、連絡をとっています。

 

 

ニュースでは、さほど流れませんが、大月市を通っている国道(20号)の除雪が終わらず通行止めです。国道がとまっているので、県道までも除雪は終わっていません。

今、自衛隊ががんばっているようです。

電車も、土砂崩れや、線路の亀裂で復旧の見込みが少ないようです。

明後日から、2日間、また雪が降る予定です。

 

私の住む、この場所の道は市道ではありません。なので、除雪のお願いをしても、市内のすべての除雪が終わってからなので、きっと、1週間以上はこなそう。

市の助けを頼りたいが、頼れなさそうです。

 

とりあえず、

冷蔵庫の中の食料の確認。災害用のリュックサックの中身の確認をしました。

おかずは少なく、御飯を一杯。味噌汁の豆腐は大切に。

そんな事を思うと、なんだか、お腹が空いてくる。

コートを着て、ストーブは最低限に。

災害用のリュックサックの中に、ウオッカが入っていたので、すごく嬉しい。

 

まさか、自分が、こんな経験をするとは。。。

まだ、実感出来てませんが。

「備えあれば憂いなし」

とりあえず、1週間!

 

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